働き方改革支援アプリケーション
SyncTrust® Working Time Manager
データを可視化・比較して
正確な勤怠実態の把握と見える化を実現する
働き方改革アプリケーション
製品概要
SyncTrust WorkingTimeManagerとは
弊社のID統合管理ソリューションは、アプリケーションやサービスにログインするためのID統合管理機能のみならず、物理セキュリティにおいて必要なIDカードや入退室管理システム用のデータ一元管理が可能であり、SyncTrust IdentityManagerは、入退室管理システムやIDカード(ICカード)発行機との連携によるIDカード管理を実現しています。
このIDカード管理から生まれたソリューションが、SyncTrust WorkingTimeManagerです。
企業や組織は、2019年4月1日に施行された働き方改革関連法案に伴い、就業規則の改定や勤怠管理システムの導入や改修を行い、長時間労働の是正努力を行っていますが、労働時間の証跡として勤怠管理システムやタイムカードのデータだけでは、行政機関からは認められません。
SyncTrust WorkingTimeManagerは、入退室管理システムのIDカードの入退室データと、勤怠管理システムやタイムカード等のデータを組み合わせて、これらのデータの可視化及び比較により、正確な勤怠実態の把握と見える化を実現する、働き方改革アプリケーションです。
また、既存の入退室管理システムは、SyncTrust WorkingTimeManagerを導入しデータ連携をすることにより、物理セキュリティのゲートの役割から、勤怠情報に役立つデータツールとして活用することができます。
システム概念図
タイムシートや勤怠管理システムの勤務時間等と入退室管理システムのログデータを取り込み、各種集計表やグラフを表示/ 出力します。
システム構成図
- 入退室管理システムのログから1 日の最初と最後の入退室(出社/ 退社) 時刻を抽出します。
- カレンダー機能により、指定された休日のアクセスログのみ表示します。
- 抽出・表示されたデータは、CSV 形式でファイル出力が可能です。
- 抽出・表示されたデータは、メール送信が可能です。
SyncTrust IdentityManager(ID統合管理)との連携
SyncTrust Identity Manager を導入すれば、人事システム等から取得したデータとの連携により、組織改編や人事異動等、様々な人事イベントに対して、リアルタイムメンテナンスが可能となり、さらにWTM を有効活用できる、統合ID 管理システムが完成します。
機能
メニュー画面
一覧表示機能(1)
個人別勤務状況
月次の集計として、個人ごとに1日の最初の入室(出社)時刻と最終の退室(退社)時刻を表示します。入室のカードリーダと退室のカードリーダを設定することにより、設定したエリアへの入退室状況が一覧として確認できます。
深夜残業一覧
退勤打刻条件(何時以降に退社した人は誰が)を入力すれば、その時間以降に最終退室(退社)した個人名と時刻を表示します。
休日出勤一覧
該当月の休日に、入退室があった場合、該当者と入室(初回)と退室(最終)時刻を一覧で表示します。
統計グラフ表示
集計した入退室データを基に、簡易的にグラフ化します。入退室と勤怠時間の差や、在社時間の推移等について、月次、四半期、年間の単位で表示できます。
入退室と勤怠時間の差 / 在社時間の推移
定期レポート配信(1)
レポートを定期的に電子メールで配信できます。毎月の集計作業の手間を省くことによる業務効率化と、レポート忘れという業務ミスが無くなります。
定期レポート配信(2)
動作環境
対応OS | Windows Server 2012 R2 64 bit 以上 |
対応データベース | PostgreSQL 9.4以上 |
推奨サーバースペック | CPU:4コア以上 MEMORY:8GB以上 HDD:160GB以上の空き容量 |
対応ブラウザサーバ | Internet Explorer 11、Microsoft Edge、Google Chrome | 対応入退出管理システム | ・C・CURE ・eX-SG(対応予定) ・MELSAFTY(対応予定) ※その他ご要望があれば、お問い合わせください。 |
FAQ
- 連携システムは、どのようなものがありますか?
CSVデータでログデータが出力できる機能がある入退室管理システムや勤怠管理システムであれば、データを取り込むことができます。データのフォーマットを合わせるためのカスタマイズが必要になる場合がありますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。
- どのような使い方をすれば、働き方改革の役に立ちますか?
タイムカードや勤怠管理システムで管理している勤務時間の情報は、入力ミスや打刻忘れ、上司からの退勤時間の修正依頼等があるので、労働時間の是正把握ができません。
SyncTrust WorkingTimeManagerは、勤怠管理システムと入退室管理システムのデータの差が一目瞭然で可視化でき、誰が本当に残業してるのか、誰が本当に休日出勤しているのか、を正確に把握できます。
また、適正な労働時間の把握により、すばやく部門長や本人に是正を求めることができるので、働き方改革が推進できます。
- 働き方関連法案(2019年4月1日施行)との関係を教えてください。
入退室履歴と勤怠管理システムを連携させることにより、正確な労働時間を把握できるようになりますので、2019年4月1日から順次施行されている働き方改革関連法で義務化された、労働時間の適正把握が可能となります。
- どのような業界で利用されていますか?
金融機関、輸入業者、IT企業において導入実績がありますが、業界を問わず労働時間の適正把握に必要なシステムとなります。 - ライセンスはどのようになっていますか?ライセンスは、1年単位で利用可能なサブスクリプションライセンスとなります。ライセンス費用には保守サービスも含まれます。
価格及び保守サービスの内容に関しましては、弊社までお問い合わせください。